虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

箱根小旅行

2020年6月24日(水)、車で箱根まで日帰り旅行をしてきました。

今回のコースはポーラ美術館→箱根芦ノ湖スカイライン→箱根関所→恩賜箱根公園。

 

ポーラ美術館は仙石原の森に囲まれた美術館です。入口も緑に覆われて、美術館とは思えない雰囲気です。

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ポーラ美術館では現在「モネとマティスーもうひとつの楽園」が開催中。

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本来は海外の美術館からも作品が出品される予定でしたが、新型コロナウィルス感染症の影響で作品が届かず、国内の美術館の作品のみで構成されていました。日本国内に展覧会が問題なく開催できるほどの多数の作品があることに感心しました。モネの作品をじっくりと鑑賞したのは初めてで、思っていたよりタッチが粗いなと思ったり、近くで見るのと遠くから見るのとでは印象が違ったりと、様々な発見がありました。マティスの絵は平面的なようで立体感がある不思議な感じがしました。切り絵や挿絵なども手掛けていて、多彩な人であることが知れました。

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ポーラ美術館は名前の通り化粧品で有名なポーラが作った美術館のため、化粧道具の収集も行っています。今回は新しく収蔵された「フェルナン・レジュー鏡を持つ女性ー(上・写真)」を記念して、手鏡の展示があったり、同時に活躍した工芸作家ルネ・ラリックのデザインによるガラスの香水瓶(下・写真)などの展示も行われていました。

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ポーラ美術館を出て、箱根芦ノ湖スカイラインへ。車が少なく、とてもゆったりした気分でドライブが出来ました。この日は梅雨真っただ中のため、空には雲が多く、残念ながら富士山は雲に覆われてほとんど見ることが出来ませんでした。しかし、箱根芦ノ湖展望公園から見た芦ノ湖の風景は空の青と芦ノ湖の青が輝いていて、とても素晴らしかったです。今回、様々な所から芦ノ湖を見ましたが、この景色がピカイチでした。

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箱根関所は復元されて展示されているのをテレビで見てから一度は訪れたいと思っていました。時代小説を読むとたびたび登場する箱根関所。復元されたのを見ると思っていたより狭いなと思いました。しかし、周囲は厳重に柵が設けられ、役人と対面することになるこの場所を、昔の人はとても広くそして長く感じたのかもしれません。小説を読む時にもっともっと想像が膨らみそうです。

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最後に箱根関所の直ぐ側にある恩賜箱根公園にむかいました。元は離宮だった場所で、小高い丘の上にあり、中央の広場にある湖畔展望館より芦ノ湖が展望できます。今回は行行きませんでしたが、公園の先端には2ヶ所に展望台もあり、様々な景色が楽しめる感じでした。久々に遠出をして、多くの自然に触れられて、リフレッシュできました。

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