2022年3月30日(水)、長瀞まで出かけました。長瀞は「日本さくら名所百選」に選ばれた、桜の名所としても知られています。ソメイヨシノはまだ咲きはじめが多かったですが、花見の雰囲気は十分に楽しめました。約2.5kmkの北桜通りを抜けて、桜を堪能しながら、宝登山へ向かいました。
宝登山は標高497mとハイキングのように約60分ぐらいで登る事の出来る山ですが、登山が苦手な私はロープウェイに乗って、山頂近くまで行きました。
山頂近くにはまだ梅が残っていました。宝登山は蠟梅で有名ですが、梅園もあって、様々な種類の梅が楽しめます。梅の下に広がる景色もとても素敵でした。標高のわりに、遠くの山々まで見渡せるのが魅力です。
ロープウェイの駅から山頂までは約5分。息を切らしながら、山頂まで歩きました。日差しが強く汗だくです。山頂にはベンチも沢山あって、しばし休憩しました。
山頂のすぐ脇に宝登山神社奥宮がひっそりとあります。大木に囲まれていて、にぎやかな他の場所とは違い厳かな雰囲気がただよっていました。ここで、今回の旅の安全を願います。
再びロープウェイに乗って、麓に戻り、宝登山神社へ向かいました。この道が結構な下り坂でした。下りきったと思ったら、社殿に向かうには高い階段があり、少し足がきつくなってきました。社殿は写真だと遠方からなので分かりませんが、日光東照宮のようにきらびやかな彫刻があり、目を引きました。再び、旅の安全を祈願します。
宝登山神社にもしだれ桜やソメイヨシノがあり、目を楽しませてくれました。
宝登山を後にして、岩畳へと向かいました。岩畳は国の天然記念物にも指定され、とても有名です。自由に石の上を散策できるので、家族連れも多く訪れていました。
岩畳は500mも続いているとのことですが、宝登山で足を使ってしまったので、長瀞駅近くのあたりを少し散策しただけでした。地殻変動によって、岩が割れ目が畳のように見えるため、岩畳と言われるようですが、見た範囲ではそれらしくは感じられませんでした。しかし、比較的平坦な岩が続く様は珍しいなと思いました。
岩畳の反対側は崖のようになっていて、コントラストが素敵な景観を生み出します。
天気も良く、ゆったりとした気分で、旅行を楽しめました。しっかりとお参りした効果もあり、安全に家に帰り、心地よい疲れで、夜もぐっすり眠れました。
