虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

映画『ベイビー・ブローカー』

監督:是枝裕和

出演:ソン・ガンホカン・ドンウォンペ・ドゥナ/イ・ジウン/イ・ジュヨン

製作国:韓国

製作年:2022年

 

物語:

釜山で古びたクリーニング店を営みながらも借金に追われるサンヒョン(ソン・ガンホ)と、〈赤ちゃんポスト〉がある施設で働く児童養護施設出身のドンス(カン・ドンウォン)。ある土砂降りの雨の晩、彼らは若い女ソヨン(イ・ジウン)が〈赤ちゃんポスト〉に預けた赤ん坊をこっそりと連れ去る。彼らの裏稼業は、ベイビー・ブローカーだ。しかし、翌日思い直して戻ってきたソヨンが、赤ん坊が居ないことに気づき警察に通報しようとしたため、2人は仕方なく白状し、ソヨンも一緒に養父母探しの旅に出る。

 

感想:

映画全体の印象は盛り込みすぎ。主要人物全員の背景を入れた物語展開になっていて、何だかゴチャゴチャして中途半端な感じがしました。もっとそぎ落とし、絞り込んで深く掘り下げた方がよかったなぁと思いました。今回は韓国で全て韓国の俳優で作った映画なので、新たなことを色々と取り入れてみたい!ということもあったのでしょうか?私として消化不良でした。それでも、全ての登場人物に対しての優しい視線や子役の自然ないきいきとした演技等らしさも垣間見れました。

釜山からソウルまで養子先を探すロードムービーなので、韓国の様々な風景や街の変化等も楽しむことができます。最近は気軽に旅に出かけずらい日々ですが、映画を見て、旅行気分を味わうのもいいですね。