虹色空間から~

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天覧山ハイキング

2023年4月12日(水)、午後から天気が崩れるとの事で、午前中の時間で簡単に登れる天覧山へ行ってきました。登山口付近には2020年秋にオープンしたという発酵食品をテーマにした複合施設「OH!!!」があり、花が綺麗に咲いていました。

左が発酵食品のセレクトショップ「八幡屋」で右が発酵デリカフェ「Piene」です。「Piene」の右側の小道を抜けると、天覧山の登山口にでます。

天覧山中段までは舗装された道路が続きます。道幅が狭くなったあたりから勾配が強くなり、ふくらはぎが張ってきました。少し頑張ると、すぐに開けた広場に出ました。

もう、頂上?と思ったら、ここは中段で、トイレ休憩が出来るようになっていました。また、天覧山の先にある多峯主山や高麗の方へと続く奥武蔵自然歩道への分岐点ともなっています。

中段を過ぎると山道らしい雰囲気になりました。そして、すぐに分かれ道がありました。頂上まで2方向から行けるようでしたので、看板がある左側の道へ進みました。

看板は「十六羅漢像」の説明文で、五代将軍徳川綱吉か重い病気にかかった時に能仁寺(天覧山のふもとにある寺)の和尚が祈祷を行い、病が回復したことから、生母である桂昌院が感謝のしるしに寄進したとのことです。ひっそりとした佇まいの石像が点在していました。

ここを通り過ぎると、ゴツゴツした岩場の道となります。少し足元が悪い中登っていくと、頂上に到着しました。

標高195mの山ですが、意外と変化に富んでいて、面白い山だなと思いました。現在は天覧山と呼ばれていますが、明治天皇が近衛兵の演習を総監したことに由来してい、愛宕山羅漢山天覧山と名前が変わっていったそうです。

遠くの山はかすんで全く見えませんでしたが、195mの標高にしては見晴らしはとても良いです。ひと時、眺めを楽しみました。下山はやや緩やかなもう一つの道を通り、足取りも軽やかに、10分ほどで降りてきました。