虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

映画『ハート・オブ・ビースト』

監督:デビット・エアー

出演:ブラット・ピット/J・K・シモンズ/アンナ・ラム

制作国:アメリカ

制作国:2026年

 

物語:

 かつて陸軍特殊部隊で生死を共にした退役軍人ジェームズ(ブラット・ピット)と元軍用偵察犬で義足のオーディンは、戦争のトラウマをお互いに抱え、現在も相棒として深いつながりで結ばれていた。アラスカ奥地の湖の畔で過ごし、嵐が迫る中、小型飛行機で飛行中にアクシデントに見舞われた彼らは、「魔の領域(ハート・オブ・ビースト)」と呼ばれるアラスカ奥地に不時着してしまう。ともに助け合いながら奥地からの脱出を試みるが…。

 

感想:

 登場人物はほぼブラット・ピットと犬のオーディンのみ。大自然を相手に戦いを挑んでいきます。アラスカは全く知りませんが、映画で見るアラスカは山々が連なる大自然が果てしなく続く場所。どこまでも同じような景色で素人にはどう進んでいいのか?さらに厳しいサバイバルなどとうてい無理。陸軍特殊部隊にいなければ乗り越えられないような困難ばかり。陸軍特殊部隊にいたとしても、ちょっと有り得ないというシーンも結構ありましたが、それが気にならないくらい徐々にバディーの物語に引き込まれました。独りでは無いということがとても重要で、誰かのため何かのためにより頑張れる…独りでは無い事がだいじだなぁと感じました。

映画『ファーストボイス』

監督:前田哲

出演:綾瀬はるか/ファーストサマーウイカ/松本穂香/木村多江/筒井道隆

制作国:日本

制作年:2026年

 

物語:

 お人好しの弁護士・朝日道子(綾瀬はるか)のもとに、職場で理不尽な嫌がらせを受け、大好きな仕事を奪われたという女性・恵(ファーストサマーウイカ)が会社と上司を提訴したいと訪れる。前例なき「ハラスメント」をめぐる勝ち目のないと言われた裁判に女性たちが立ち上がる。

 

感想:

 「セクハラ」という言葉が一般的になりつつある頃に社会に出ているので、我慢を強いられた場面に遭遇したことがありません。しかし、一昔前の映画やドラマでは当たり前に「セクハラ」シーンが出てきます。女性は強く拒絶できずに作り笑いでかわすのが当然とされ、男性たちは女性がどんなにいやな気持になっているか想像もせず日常行為として行われていた時代に戦っていく困難さは映画の何倍もあったと思います。そして、世間の批判や内部での対立も凄まじかったことは想像に難くありません。この戦いがあったから「セクハラ」という言葉は日常に使われるようになり、社会も少しずつ変化してきたと思うと頭が下がります。思い堅苦しい思いテーマではありますが、作品は明るいタッチでやわらか。これは主演である綾瀬はるかのもつ雰囲気がそうさせているのだなと感じました。優しさだけではなく厳しい面や家庭での苛立ちも垣間見せますが、その表現がとても自然、改めて素晴らしい俳優だなと思いました。

映画『ルックパック』

監督:是枝裕和

出演:出口夏希/蒔田彩珠/七瀬ふうり/岡田六花

制作国:日本

制作年:2026年

 

物語:

 自信家である小学4年生の藤野(子役::七瀬ふうり)は、学年新聞に4コマ漫画を連載し、クラスメイトたちから絶賛されていた。しかしある日、学年新聞に掲載された不登校の同級生・京本(子役:岡田六花)の漫画を見て、その圧倒的な画力に打ちのめされる。それ以来、藤野は絵がうまくなりたい一心で漫画を描き続けるが、京本との差は埋まらず、一度は漫画を描くことを諦めてしまう。しかし卒業式の日、京本の家に卒業証書を届けに行った藤野は、京本が自分の漫画のファンだったことを知る。

 

感想:

 原作が漫画が話題になりアニメにもなったことは知っていましたが漫画に関係した話らしい…ぐらいしか知らずに映画を観ました。自然豊かな農村で育ち、漫画を通して出会った二人。漫画が二人の絆を深め成長させた結果、別々の道を歩み始めます。移り変わる季節とともに物語も展開し、子役から青年役への変化も違和感なくそのまま成長したかのようで、最初から最後まで流れるように話が進みあっという間に観終わった感じでした。映像もとても素敵で、モネの絵画を思わせるようなシーンが時々映し出され、まるで漫画のワンシーンを切り取って観せられているようでした。是枝監督作品は沢山観てきましたが、こんな映画も撮れるんだとまた新しい魅力を知れて嬉しかったです。

映画『オデュッセイア』

監督:クリストファー・ノーラン

出演:マット・デイモン/アン・ハサウェイ/トム・ホランド/ジョン・レグイザモ

制作国:アメリカ

制作年:2026年

 

物語:

 トロイア戦争を終えたイタケの王オデュッセウス(マット・デイモン)は未だ故郷へ帰還していなかった。王の不在が続くイタケでは、王妃ペネロペ(アン・ハサウェイ)が帰還を信じて国を支えていたが求婚者が大勢押しかけ居座り傍若無人の振る舞いをしていた。そして、まだ見ぬ父を思う息子テレマコス(トム・ホランド)も窮地に追い込まれていた。

 

感想:

 "トロイの木馬"と言えば木馬に人が兵士が隠れて敵の城の中に侵入して戦いに勝利したぐらいしか頭に残っていません。子供の頃に神話を読んだり、ブラット・ピット主演の映画『トロイ』を観たりしましたが、詳細は全く覚えていません。覚えていれば作品を深く楽しめたかもしれませんが、知らなくても問題ないストーリー展開でした。古代の戦争を主題にした映画なので肉弾戦がばかりが繰り広げられると思っていましたが…確かにそのようなシーンも多かったですが一目の怪物や魔女の登場は現実離れしていて入り込めなかった…神話の世界で語られてる物語を再現しているので許容できなくはありませんが、ちょっと興ざめするところもありました。過去と現在が複雑に入り組んだストーリーを一本の線として分かりやすくまとめ上げているのはさすがノーラン監督作品だなと思いました。

草津温泉紀行

 2026年8月29日(土)~30日(日)で草津温泉までドライブしてきました。夏休みの週末でしたが雨模様の予報もあってか関越道は渋滞もなく順調に進みました。草津温泉には様々なルートで行けますが、渋川伊香保ICで降りて吾妻川沿って進むルートを選択しました。途中、八ッ場ダムに立ち寄りました。

八ッ場ダム湖

あがつま湖の風景

ダムの中央にあるのが下に降りるエレベーター


 深い山に囲まれ、ひっそりとたたずむダム湖があります。街道沿いにあるため立ち寄りやすい場所にあります。もっと山深い辺境の地にあるのから思っていたので意外でした。駐車場に車を止めて「なるほど!やんば資料館」の裏手に出るとダムに続く道があります。そしてダムの中央にあるエレベーターに乗るとダムを下から見学することもできます。

エレベーター近くから見たダムの様子

 谷深い場所にダムが造られていることが分かります。靄がかかっていて幻想的な雰囲気です。エレベーターに乗ると赤い橋(もみじ橋)まで行くことができます。

エレベーターが開くと現れた通路

下から見た八ッ場ダム

 ダムの高さは約116m、幅は約291mと巨大。その巨大さは下から見るとより迫力を感じる事ができました。

 八ッ場ダムを出発して約30分ほどで草津温泉へ到着。すぐに宿に入りゆったりと過ごしました。草津温泉の街の散策は翌朝。子供の頃に来て以来なので記憶があまりまありません。まずは中心地である湯畑へ。モクモクと湯けむりが立ち上がる様は迫力満点です。この湯畑を取り囲むように建物が所狭しと立ち並んでいます。

湯畑と草津の街並み

湯畑

 湯畑から歩いて約5分ほどのところに西の河原があります。温泉饅頭屋さんが並んでいたような記憶を思い出しながらブラブラと進むと西の河原に到着しました。もっと長く続いていたよう記憶でしたが子供の頃の感覚だったのかな?と…河原の雰囲気はイメージしていたのとは変わりませんでした。

西の河原

 草津温泉は狭い空間に所狭しと家や旅館・ホテルが立ち並んでおり、かつ昔から有名ということもあり、細い曲がりくねった路地や道が多く、町全体が迷路のよう。どこにつながる道なのか?と思いながら散策してみても面白いかもしれません。

湯畑と西の河原を結ぶ道

路地裏の坂

 草津温泉を後にして向かったのは国道最高地点。志賀草津道路(国道292)を進みます。草津温泉付近は靄がかかっていたので心配しましたが草津白根山を過ぎるまでは視界良好。そして、眼下には雲海が広がる絶景。見晴台に車を止めてしばし雲海の景色を楽しみました。特に下りは雲の上を車で走っているような感覚を味わうことができました。

群馬県の山々と雲海

 草津白根山の山頂付近は現在立ち入りが禁止され通り過ぎるだけ。木々の全くない山肌は独特で異様な雰囲気を漂わせていました。そして山頂をを過ぎると景色が一変。靄がかかりはじめて見通しが次第に悪くなりました。長野側の山々の景色を楽しむこともなく国道最高地点碑に到着。2,172mの高さを実感することもなく碑だけ確認して帰路につきました。

国道最高地点碑





 

小説『北の御番所 反骨日録』シリーズ全14巻

【作品紹介】

収録作品:北の御番所 反骨日録

著者:芝村涼也

出版社:双葉社

初版発行:2021年04月21日(第1巻)

物語(第1巻):

 深川櫓下の女郎屋で金貸しの男が何者かに刺し殺され、白糸という女郎が捕縛さ れた。北町奉行所定廻り同心・来合轟次郎(らいごうこうじろう)から、経緯を聞いた用部屋手附同心の裄沢広二郎(ゆきざわこうじろう)は、現場の状況と白糸の自白に不審を抱く。幼馴染みから屁理屈屋と揶揄され、上役には臆せず物申す広二郎と北町奉行所の面々の日常と活躍を描くシリーズ。

感想:

 奉行所関係の小説は廻り同心が主人公となることが多い。江戸の町を日々廻っているので様々な事件と遭遇するすることが多く小説のネタには困らないからだろう。このシリーズの主人公である裄沢広二郎は用部屋手附同心という聞き慣れない役職についている。奉行所内の管理業務を行っている部署である。幼馴染の来合轟次郎から相談される形で事件にかかわっていくが、その中でなぜ"やさぐれ"とのあだ名がついたのか、要因となった過去が次第に明らかになっていく展開は次々とページが進んでいく。特にシリーズの前半は事件と並行して奉行所内部の闇をあぶりだし、上司を左遷に追いやってしまう、スカッとするような爽快感が得られる。ただ、奉行所内に悪者ばかりいては崩壊してしまうので、後半は廻り同心へお役替えとなってしまい、面白みに欠ける部分もあるが奉行所の仕組みを詳しく知るにもお勧めのシリーズである。

映画『免許返納!?』

監督:河合勇人

出演:舘ひろし/宇崎竜童/西野七瀬/黒川想矢/吉田鋼太郎

制作国:日本

制作年:2026年

 

物語:

 70歳となった南条弘(舘ひろし)は、最近では芸術映画でも数々の映画賞を獲得しているが、心の内ではアクション映画への出演を望んでいた。そんな中、若い頃からの腐れ縁である俳優仲間の尾崎誠(宇崎竜童)がバイク事故を起こし、南条は同世代の俳優としてメディアからコメントを求められる。コメントがひとり歩きし、本来の意図とは異なる形で拡大解釈され、周囲からは免許返納を期待されてしまう。南条は人生最大のピンチに陥ってしまう。

 

感想:

 免許返納をネタにしたコメディ映画。派手でベタな物語展開、でも少しほろりとする場面もあって、楽しく見れました。自分の親も高齢となり免許の返納を何度言ったことか。しかし、長く車に乗っていて自分の生活の一部となっている車の運転をあきらめるということは簡単なことではありません。親の葛藤を見ていると他人ごとには思えません。分かる分かると思う部分が沢山ありました。でも…70歳で免許返納は早すぎの気がして南条がちょっとかわいそうになりました。冒頭は磐梯吾妻スカイラインの絶景をバイクで疾走するシーンから始まります。何度も出てくるこの磐梯吾妻スカイラインは日本と思えない絶景で映画のアクセントにもなっています。また、「あぶない刑事」を彷彿とされるシーンなどもあり、様々な角度から楽しめます。そして、個性豊かな俳優がそろい、どのシーンも見どころ満載でした。

2026 セ・パ交流戦 西武VS広島

【観戦データー】

日時:2026年6月10日(水) 18:00試合開始

球場:ベルーナドーム

座席:ライトポールシートB

 

【試合結果】

西武 5-4 広島

勝ち投手:佐藤隼 負け投手:髙

ホームラン:名原2号(2ラン)、モンテロ6号(2ラン)

 

【感想】

夕暮れのベルーナドーム

 梅雨入りして少し肌寒く感じられる野球観戦には持って来いの季節。交流戦に訪れるたびにベルーナドームの夕暮れがとても素敵に感じます。 

西武のスターティングメンバー

 現在、絶好調の西武ライオンズ。いつも見るスターティングメンバーのパネルも輝いて見えます。いつもは3塁側に行きますが、本日は1塁側へ。西武のユニフォームは『交流戦シリーズ2026 -黒獅子奮迅-』と題して、黒ユニフォームを着用中。何となく別チームに感じて少し変な感じがしました。

 試合開始の前に舞台「成瀬は天下を取りに行く」主演の山下美月さんが来場。作中と同じ背番号1を背負いワンバンド投球を披露しました。またこの日は浦和学院高校吹奏との特別応援イベントを開催されていて、いつもより応援が華やかに感じました。

 試合の方は野球は2アウトからを感じる試合でした。まずは初回の1回裏、広島先発の森投手が順調に2アウトを取ったと思ったら、四球をきっかけに連打で西武に3点を献上します。そして9回表4-2で負けが濃厚の広島が2アウトから四球で出塁し代打モンテロがホームランで同点に追いつきます。さらに10回裏の西武サヨナラも2アウトから。本当に3アウトを取るまで安心はできないと感じた試合でした。今年の西武はチャンスをしっかりモノにする勝負強さと、隙の無い走塁を必ずしていて、パリーグ首位に立つ強さが垣間見れました。

 それにしてもモンテロのホームランには久々に大感動。バッドに当たってスタンドインするまでの時間がスローモーションのようにゆっくりで、ドキドキで見守り、スタンドインした瞬間は思わず立ち上がって周りとハイタッチしていました。現地観戦ならでは楽しい体験でした。

映画『箱の中の羊』

監督:是枝裕和

出演:綾瀬はるか/大悟(千鳥)/桒木里夢/余貴美子/田中泯

制作国:日本

制作年:2026年

 

物語:

 甲本音々(綾瀬はるか)と健介(大悟)の夫婦は2年前に7歳で一人息子・翔を亡くしていた。人間にしか見えないヒューマノイド<翔>(桑木里夢)を迎え入れることを決める。何のためらいなく<翔>を受け入れる音々と納得しているわけではない健介、<翔>と暮らす日々の中で二人の気持ちも変化していく。

 

感想:

 ヒューマノイドを通して人間とは問いかける映画でした。人型ロボットが活躍し始めている昨今、映画に登場したようなヒューマノイドは近未来に実現しそうですが、倫理的にどうなのか?という議論を呼びそうです。私自身はぬいぐるみや人形にさほど思入れができないタイプなので、ヒューマノイドに対しても否定的に思えてしまいます。音々や健介の怒りや悲しみをぶつけられた際に、冷静に切り返すヒューマノイドを見ると側に置くのも薄気味悪くて嫌だなぁと感じました。これから益々身近な存在になるであろうロボット。人の生活になくてはならない存在になるのは間違いありません。私たちはどう向き合っていったらよいのか?一人一人が考える必要があるなと感じました。

LITO LEAF ART MUSEAM FUKUSHIM

 福島県福島市にあるリトさんの葉っぱの切り絵美術館を2026年5月23日に訪れました。友人の紹介で知った葉っぱの切り絵、子供の頃に紙で切り絵をしていたことを思い出すと、小さな葉っぱで切り絵をするなんて驚きでした。

ミュージアムの看板 

ごあいさつ文

 こじんまりとした美術館ですが素敵な作品をゆっくりと観て回ることができ居心地の良い空間でした。館内は写真撮影が可能で、気に入った作品の写真を撮りましたがやはり本物が格別、機会がありましたらぜひお立ち寄りください。

アーティストの夜明け

 葉っぱの切り絵にたどり着くまでの過程が紹介されていました。自分の特徴を理解して、さらに他の人にはない独自のものを見つけ出せるのはすごいなと感じました。葉っぱの裏側に右手で出来上がりと反対の図案を書き写し、裏側から左手で切り取り(リトさんは左利きだそうです)ひっくり返すと出来上がるとのこと。イメージをしっかりと持てないとできない事です。

 

小枝のパッケージ図案

作品と並ぶ写真も素敵

 

 

いい電のヘッドマーク

 現在、飯坂線の車両をリト作品でデコレーション&スタンプラリーを開催中。その福島交通飯坂線(愛称いい電)のヘッドマークに使われている作品も展示されていました。赤べこに枝垂桜、若松城、ねぎそばとモチーフが所狭しと配置された気合の入った作品で、実物は細かすぎて逆に細部が分からないぐらいでした。本当にすごい作品ばかり…それでも葉っぱという自然の作品のせいか、見終わった後に通常感じる疲れもなく、とても爽やかな気分になりました。