旧市街内ハンザ・ギャレリア近くの狭い路地裏にある、
ホテルエレガンスルビーに滞在しました。
欧米人が多く利用するホテルのようで、基本は英語で会話する必要がありましたが、分からない英語はスタッフがスマホを片手に日本語で説明してくれることも多く、スタッフがとても親切で、素敵な笑顔も印象的でした。居心地の良いホテルでした。
ホテルを拠点にブラブラと街歩きを基本にした旅でした。
ハノイの街に着くとまず圧倒されたのがバイクです。
道路いっぱいにバイクが走り、あちらこちらからクラクションが鳴り、人が道路にいても止まりもせず駆け抜けていました。歩道にも所狭しとバイクが止められていました。
旧市街は雑然としていて、道路が狭く、圧迫感がありました。
歩道に座って店番していたり、仕事をしていたり、ご飯を食べていたり、ハノイ市民の生活が垣間見える感じでした。
上の写真はオペラハウス。旧市街と雰囲気が一変して、フランス統治時代の建物が残る付近は道路も歩道も広く、建物が大きく、空間が広々としています。
タンロン遺跡(旧ハノイ城跡)は11~19世紀に栄えたベトナム王朝の城が築かれた場所で世界遺産に認定さりています。城壁と門、宮殿に向かう龍の飾りがある階段が現存しているもので、それ以外の建物は最近建てられたものだそうです。
郊外の焼き物の村、バッチャン村にも足を延ばしました。形は電動ろくろで作り、絵付けは筆でひとつひとつ書き入れていました。様々な焼き物がありました。
カーチューとは、古語の詩を吟ずる、歌・弦楽器・打楽器からなる伝統芸能で、ベトナム北部を中心に発展し、歌の出来に応じてお客から竹製の札“チュー”をもらい、札に書かれた金額の報酬を受け取ったことから、カーチュー(=歌札)の名で呼ばれているそうです。
現地では英語の説明しかなかったので、カーチューの意味も竹製の札をなぜ投げるかさっぱり分かりませんでした。音楽はシンプルで哀愁が漂い、どの曲も似通っていました。
食べ物は日本でもおなじみの生春巻きやフォーの他、ブンチャー(米麺と野菜と鶏肉をタレをかけいっしょに食べる)や鶏おこわなど、様々なものを食べました。どれも薄味でヘルシー。しかし、パクチーなど香りの強い葉物は沢山は食べられなかったです。
特に気に入ったのは食べ物はバントムホータイという西湖の名物。米粉で揚げたエビの天ぷらです。下の写真では脂っこそうですが、見た目よりさらっとしていて、えびせんを食べている感覚でした。そして、葉物野菜のニンニクバター炒めは柔らかくニンニクの味もなくあっさりしていて、いくらでも食べられるほどおいしかったです。メニューにありましたら、ぜひ注文してみて下さい。
短い滞在でしたが、ベトナムの雰囲気をたっぷりと満喫できました。
ベトナム人はおおらかで親切な人が多く、日本語しか話せなくても、気軽に尋ねられる雰囲気で、旅を楽しめる場所だなと思いました。