虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

川越の小さな旅

2024年5月4日(土)、川越を久しぶりに訪れました。10:00すぎ、駅を降りると太陽がサンサンと降り注いでいました。駅前からシェアサイクリングを借り、川越城本丸御殿へ向かいました。道路はすでに歩く人と車で混雑していました。

川越城は平地に造られた城で、坂も無く、すっと入っていけました。入口の左手には球場、右手には川越高校があり、あまり城という雰囲気を感じませんでしたが、本丸御殿前に立つと景色が一変し、静寂がおとずれました。

本丸御殿は江戸時代末の建物で、大部分は明治維新の動乱で解体され、現存しているのはほんの一部とのことです。正面玄関とそれに続く廊下は殿様や来客専用で、家来が通る玄関と廊下は部屋の後ろに別に造られていました。あがって直ぐに36畳の広間があり、城主と対面するまでの待機部屋だったようです。

広間の板戸には薄汚れた絵が残っていますが、当時はもっと鮮やかに描かれていたのではと思われます。威厳を感じる広間ではありました。外は夏日でしたが、建物のなかはひんやりとして、気持ち落ち着く時間を過ごせました。

 

ゴールデンウィーク中のため、有名な時の鐘周辺は人・人・人で大混雑でした。お店もどこもかしこも行列。のんびり街歩きとはいきませんでした。鐘の音だけを聞いて、街の雰囲気を楽しみました。

大正浪漫夢通りは鯉のぼりの大群が空を舞っていました。5月ならでは風景を堪能しました。