東京国立博物館の平成館で開催中の「仁和寺と御室派のみほとけ-天平と真言密教の名宝-」へ行ってきました。2月14日から一番興味を惹かれていた大阪の葛井寺が所蔵する「千手観音菩薩坐像」が公開されるのに合わせて、初日に行ってきました。
仁和寺は真言密教の寺院で天皇家や空海とのゆかりが深いとのこと。展示の最初の方は肖像画や古文書が多く並べられていました。空海が中国で書き写し持って帰ったと伝わる国宝・三十帖冊子の一部も展示されていて、乱れのない力強い字にさすが弘法大師(空海の別名)と感心しました。
奥に進むと国宝・両界曼荼羅(子島曼荼羅)金剛界と言われる壁一面に広がる大きな曼荼羅が目に飛び込んできました。中国で学んでいた空海が仏教を伝えるのに絵で表現した方が伝わりやすいと言われ、仏教世界を表したとのことです。見ただけでは意味は分かりませんが、人を引き込むような力はヒシヒシと感じました、
見どころのひとつである、普段は非公開の仁和寺・観音堂の再現は観音像の周りに多くの小さい仏像が立ち並び、堂内の壁画までが再現され、寺の一空間に入り込んだかのようで、厳かな空気を体感出来ました。ここは撮影スポットとして、撮影が許可されていました。
そして最後に登場するのが「千手観音菩薩坐像」です。実際に千もの手をつけた観音菩薩を見るのは初めてで、手の多さ、そして一本一本の手がすべて異なる形と表現でいつまでも見ていて飽きませんでした。360°の角度から見ることができ、後方は手を支えるために補強がほどこされ、そちらも興味深かったです。昔の人たちの技術の高さに感心しました。
その他にも見所が盛りだくさんの展示会で、日本には自分の知らないお宝が無数にあることを改めて感じました。
上野に行くので、話題のシャンシャンを見ようと、朝9時過ぎから入場券売り場に並びました。 9時半の開園から20分ほどで入場券を入手できました。入場券を持っている人は待ち時間なく入場できますので、あらかじめ入手すると良さそうです。観覧整理券は入場してすぐ左側の五重塔前で配布していて、時間は選べません。受け取ったのは11:10~11:35の時間帯でした。この整理券があると再入場が可能なので、観覧時間前に特別展へ行ってきました。観覧時間になり動物園に戻りまた観覧のための列に並びます。それから並ぶこと20分ようやくりリーリーとシャンシャンのいる運動場を見ることが出来ました。
外の運動場には寝ているシンシンの姿がありました。しかし、シャンシャンはいません。
1エリア30秒ほどで、3つのエリアを移動しました。シャンシャンがいたのは最後のエリア。ピンクの小さいパンダが姿をあらわしました。しかし、木の上でお休み中。それでも、もぞもぞと顔を動かす様子が見れました。
シャンシャンを見た後、ゆっくりと観覧できる父親のリーリーのところへ。リーリーも多くの人に囲まれていました。動いているパンタの姿が見れました。好きな時間、観覧ができるので、様々な姿を見ることができました。