虹色空間から~

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2013NHK杯国際フィギュアスケート競技大会

開催日程:2013年11月8日(金)~10日(日)
会場:東京・国立代々木競技場第一体育館
 
<試合結果>
【男子シングル】
1位 高橋大輔(SP95.55点/FS172.76点/合計268.31点)
2位 織田信成(SP82.70点/FS170.46点/合計253.16点)
3位 ジェレミー・アボット(SP78.78点/FS158.63点/237.41点)
【女子シングル】
1位 浅田真央(SP71.26点/FS136.33点/合計207.59点)
2位 エレーナ・ラジオノワ(SP62.83点/FS128.98点/合計191.81点)
3位 鈴木明子(SP66.03点/FS113.29点/合計179.32点)
【ペア】
1位 ホロソジャー/トランコフ組(SP82.03点/FS154.46点/合計236.49点)
2位 彭/張組(SP65.09点/FS117.09点/合計182.18点)
3位 隋/韓組(SP70.13点/FS101.19点/合計171.32点)
1位 デービス/ホワイト組(SD73.70点/FSD112.95点/合計186.65点)
2位 カッヘリーニ/ラノッテ組(SD64.58点/FSD95.48点/合計160.06点)
3位 シブタニ/シブタニ組(SD63.09点/FD94.49点/合計157.58点)
 
<感想>
観戦日:2013年11月8日(金)
観戦席:北スタンドB席
 
この日はペアショート・男子ショート・女子ショートの日程でしたが、仕事の関係で男子の後半からの観戦となりました。到着したのは平日の17:00を過ぎた時間なのに、観客はほぼ満員。観客の多さにちょっとびっくりでした。さすが、オリンピック前のシーズン。盛り上がりが違います。
男子の最終滑走は高橋大輔。今シーズンはまだ不本意な演技が続き、見守る観客からは祈るような応援が多数聞かれました。座っている周りでも「緊張する」「ドキドキする」などつぶやく人も多く、私までドキドキでした。今シーズンのショートは聴覚障害を持ちながら作曲する佐村河内守の「バイオリンのためのソナチネ」。重厚な雰囲気でも爽やかさを感じテンポノ良い曲調で一度聞いたら耳に残るそんな素晴らしい曲を使用しています。演技に入った瞬間、曲と振りがよく合っていたので、「これは」と思っていたいたら四回転もきっちり決め、ミスの無い素晴らしい演技でした。会場は試合前の緊張感と相まって演技が終わると大歓声でした。
女子は全員を観戦。どの選手も注目していましたが、一番観てみたかったのは宮原知子。昨年の全日本の演技を見て、ぜひ生で観たいと思っていました。身長が本当に小さい。でも、演技中は気になりません。緊張もあったのか、何となく動きが硬い感じでしたが、柔らかくてきれいなスケートをするなと思いました。今後の成長が楽しみです。次に注目していたのはエレーナ・ラジオノワ。今年シニアデビューの14歳。スピードがあってパワフルでからだが良く動き、ハツラツと滑っていました。笑顔がとても可愛らしい。ロシアの女子選手はシニアデビュー後に伸びがいまひとつなのですが、順調に伸びたらすごいスケーターになりそうです。会場の期待を一身に集めていたのはやはり浅田真央。声援がプレッシャーになることもあって大変だったと思いますが、しっかりと受け止め、スケート技術を基礎から見直しにもさらに磨きをかけ、このオリンピックシーズンに合わせてきました。すごい選手だなと改めて思いました。演技はうっとりと引き込まれる素敵なプログラムを披露してくれました。
生観戦がショートしか出来ないのが本当に残念と思えるぐらい、各選手の素晴らしい演技に酔いしれました。