虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

映画『君たちはどう生きるか』

監督:宮﨑駿

声の出演:山時聡真/菅田将揮/木村佳乃柴咲コウ木村拓哉

制作国:日本

製作年:2023年

 

【物語】

 戦時中、母親を火事で失った11歳の少年・眞人(山時聡真)は父・勝一(木村拓哉)とともに東京を離れる。到着地で待っていたのは新たに母親となった、亡き母の妹・夏子(木村佳乃)と和洋折衷り園庭屋敷「青鷺屋敷」だった。複雑な感情を抱く眞人に、不気味な青鷺が何かとちょっかいをかけてくる。青鷺を追ううちに、園庭の奥に秘密めいた建物があることを発見する。

 

【感想】

 深みのある風景、生き生きとした登場人物たち、生き物たちの1つ1つの動作の美しさ、静と動のバランスとメリハリ、等々…随所に宮﨑駿の作品らしさを感じました。 公開前に情報が伏せられていたこともあって、公開後も映画を観る前は極力情報に触れないようにしました。観終わって思ったのは、フラットな真っ白な気持ちで作品を感じ取って欲しかったのではないか?ということでした。作品の内容については様々な解釈ができます。しかし、観た人一人一人が思った解釈でいい、人から与えられたものではなく自分の中で答えがあればいい、自分で考え決めていくことが大切というメッセージではないか?私はそのように感じ取りました。