虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

辻井伸行withヴァシリー・ペトレンコ&ロイヤル・リヴァプール・フィル

日時:2015年1月28日水曜日 19:00開演
座席:2階B席

指揮者:ヴァシリー・ペトレンコ
ピアノ:辻井伸行

【演奏曲:プログラムA】
ショスタコーヴィチ:祝典序曲 作品96
 (ロイヤル・リヴァプール・フィル創立175年記念演奏)
ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 ニ短調 作品30
 [ピアノ:辻井伸行]
 -ピアノ・アンコール-
 ☆チャイコフスキー:『四季』から「トロイカ
 ☆ラフマニノフ:バガニーニー・ラプソディ XVⅢ (辻井伸行編曲)
ショスタコーヴィチ交響曲第10番 ホ短調 作品93
 -アンコール-
 ☆ラフマニノフ:ヴォカリーズ
 ☆ブラームスハンガリー舞曲第1番

【感想】
初めて鑑賞したクラッシックコンサートです。クラッシックは学生の頃、鑑賞教室で来ましたが、毎回爆睡するありさまで、聞きに行くことへ二の足を踏んでいたのですが、辻井伸行が難しいラフマニノフピアノ曲を弾くというこで、ぜひ聞いてみたいと、チャレンジしてみました。会場のサントリーホールへ行くのも初めて。360度に座席があることに少し驚きました。会場内は落ち着いた雰囲気で、クラッシックを聞くにはふさわしく、音もとてもきれいに響いているなと思いました。
生演奏で感じたことは音の深みと柔らかさです。強い大きな音でも、耳障りなく、心地よく聞こえます。また、指揮者に合わせて、風が吹くかの如く、演奏者が楽器をあやつる姿が面白かったです。
辻井伸行ラフマニノフはソロパートは良く聞こえましたが、オーケストラと同時に演奏していると、所々、オーケストラの音にかき消されてしまい、ハーモニーが楽しめない気がしました。オーケストラとする場合はこんなもの?初めてなので良く分かりません。技術的には弾くのが早くて大変だなぐらいしか感じられず、良く分かりませんでした。でも、アンコールのピアノソロは、優しさの中に哀愁を帯びた音が何とも素敵でした。それにしても、クラッシックコンサートにも、アンコールがあるのだと知り驚きました。
ロイヤル・リヴァプール・フィルは音の響きがとてもきれいだなと思いました。指揮者のヴァシリー・ペトレンコはまだ30代とのこと、そのためか、キレのある若々しい迫力を感じる演奏でした。
全ての楽曲が良く知らなかったので、音楽に聞き入って楽しむまではいきませんでしたが、生音の素敵な響きは感じることができたので、興味あるコンサートに機会があればまた、足を運びたいなと思いました。