虹色空間から~

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辻井伸行×三浦文彰 究極の協奏曲コンサート

【鑑賞データー】
日時:2016年2月24日(水) 19:00開演
席:1階S席

指揮:クリストファー・ウォーレン=グリーン
オーケストラ:読売日本交響楽団

【演目と感想】
三浦文彰(ヴァイオリン)
 ★ベートーヴェン:ロマンス 第2番 作品50
 ★メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 作品64
 
 1月に鑑賞したバレエの公演で演奏を聞き、若い人が弾くんだなぁと思っていましたが、その後、大河ドラマ真田丸」のメインテーマを演奏している人だと知り、名前を聞くようになりました。ヴァイオリンの音色について詳しくは分かりませんがやわらかい音でフワッとした気持ちにさせてくれる音でした。一方で力強さに物足りなさがあり、音の変化に乏しいようにも感じました。背も小柄で、立ち振る舞いにも若々しさがにじみ出ているので、もう少し貫禄がでるといいのかな?とも感じました。これからの成長が望まれます。

辻井伸行(ピアノ)
 ★リスト:コンソレーション 第3番 [ピアノ・ソロ]
 ★リスト:ラ・カンパネラ [ピアノ・ソロ]
 ★ラフマニノフ:ピアノ協奏曲 第2番 ハ短調 作品18

 1年ぶりに聞きましたが、音が違うと思いました。前回は2階席でしたので、音の響きが違ったのかな?とも思いますが、とにかくピアノの音が自由自在に変化することに驚きました。ピアノのソロではピアノの音色だけをじっくり聞くことができましたが、強弱や硬さと柔らかさはもちろん言葉では表現できないほど音が次から次へと変化していくさまをじっくりと聞くことができ、ピアノの音色の豊かさに驚きました。また、ラフマニノフではピアノがオーケストラに溶け込み、突出して聞こえない巧みさが素晴らしかったです。オーケストラと一体となっ素敵な作品が聞けました。

アンコール(辻井伸行三浦文彰)
 ★ガーシュウィン:プレリュード第1番