虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

華麗なるギャツビー

製作国:アメリ
製作年:2013年
 
物語:
1922年、ニューヨーク。株価は高騰を続け、世の中は浮かれ騒いでいた。そんな中、ひときわ目を引く大富豪が現れる。彼の名はジェイ・ギャツビー(レオナルド・ディカプリオ)、毎夜のように開かれる豪華絢爛なパーティーの主催者であった。ギャツビー家の隣のコテージに住む証券会社に勤めるニック・キャラウェイ(トビー・マグワイア)のもとへ、ギャツビーからの招待状が届く。初めて顔をあわせたニックに「友よ」と呼びかけるギャツビーには多くの謎が隠されていた。
 
感想:
レオナルド・ディカプリオトビー・マグワイアのコンビは良いですね。大富豪でどうどうと振舞うギャツビー、多くの謎を抱えるギャツビー、愛する人に会うのに子供のようにうろたえるギャツビー、様々な多面性を演じるレオナルド・ディカプリオ。淡々と冷静にそして愛おしく見つめ続けるニックを演じるトビー・マグワイア。二人が向き合っていると、お互いの信頼感が伝わってきて、心があたたまるような気持ちを持ちました。もともと親友の二人なので、特別な雰囲気を作り出すことができるのでしょう。
映画の中身は前半はスピーディーで豪華絢爛で圧倒され、後半は一転し人間ドラマとなっています。このギャップがとても魅力的です。また、ニックの目を通してギャツビーを追いかけるので、ギャツビーの謎を解き明かしていく気分で映画をみることができミステリー仕立てになっています。あっと言う間に上映が終了し、まるで夢の中を彷徨い続ける感覚をもった不思議な映画でした。