虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

全国大学ビブリオバトル 2015~首都決戦~

日時:2015年12月23日(水祝) 13:30~
会場:よみうり大手町ホール

感想:
テレビで以前紹介されていて、どんな感じかずっと気になっていたビブリオバトルの大会を初めて観戦してきました。全国の予選を勝ち抜いた30名が準決勝・決勝を戦い、チャンプを決定するこの大会。発表者は自分が勧める一冊の本について5分間て紹介し、その後に2~3分のディスカッションを参加者と行い、一番読みたいと思う本を決定するというものでした。
5分間で本を紹介しアピールしなければなりませんので、本への情熱以上に伝える力が問われるのだなぁとうことが参加して初めて分かりした。本の内容を相手に伝わるように表現でき、心を動かすことができるのか?ものすごい技術が必要だなぁと感じました。また、発表後のディスカッションも大事で、質問にいかに本の興味をそそるよう答えられるかでイメージが変わります。チャンプとなった河合さやかさんの紹介した野田秀樹著「僕が20世紀とくらしていた頃」は紹介の時に苦手なエッセイと聞いてそんなに読みたいまで気持ちが動きませんでした。しかし、質問に答える中でおじいちゃんが孫に語りかける方式で分かりやすい、おじいちゃん独特の勝手な思い込みがでてきて面白いなどの発言を聞き、読みたいと気持ちが動き、最終的に投票を決めました。
発表者になる気持ちはまったく起こりませんでしたが、自分が読まない分野の本など、紹介を聞くうちにとても興味がわいてきたりして、機会があったらまたぜひ参加したいと思いました。