虹色空間から~

日々の生活で興味あることを綴ります

オールスター・ガラ <プログラムB>

【鑑賞データー】
日時:2016年7月27日 18:30開演
会場:東京文化会館 大ホール
座席:4階 B席


【演目】
指揮:アレクセイ・バクラン

「《ラプソディ》より」
振付:アシュトン 音楽:ラフマニノフ
アレッサンドラ・フェリ/エルマン・コルネホ

「《白鳥の湖》より第2幕のアダージオ」
振付:プティパ/イワーノフ 音楽:チャイコフスキー
ニーナ・アナニアシヴィリ/マルセロ・ゴメス

「《Fragments of one's biography》より」
振付:ワシーリエフ 音楽:アローラス/ユパンキ
ウイヤーナ・ロパートキナアンドレイ・エルマコフ

「《ジゼル》よりパ・ド・ドゥ」
振付:コラーリ/ペロー/プティパ 音楽:アダン
スヴェトラーナ・ザハーロワ/ミハイル・ロブーヒン

「《リーズの結婚》よりパ・ド・ドゥ」
振付:アシュトン 音楽:エロール/ランチベリー
ジリアン・マーフィー/マチアス・エイマン

-休息-

「プレリュード」
振付:カサトキナ/ワシリョーフ 音楽:バッバ
ウリヤーナ・ロパートキナアンドレイ・エルマコフ

「《フー・ケアーズ?》より〈君を抱いて〉」
振付:バランシン 音楽:ガーシュイン/:ケイ
ジリアン・マーフィー/マチアス・エイマン

「ディスタント・クライズ」
振付:リャン 音楽:アルビノーニ
スヴェトラーナ・ザハーロワ/ミハイル・ロブーヒン

「レクリ」
振付:チャブキアーニ/マルガニア/アナニアシヴィリ 音楽:ドリーゼ

「《ル・パルク》より」
振付:プレルジョカージュ 音楽:モーツァルト
アレッサンドラ・フェリ/エルマン・コルネホ

「《眠りの森の美女》よりパ・ド・ドゥ」
振付:プティパ/ラトマンスキー 音楽:チャイコフスキー
カッサンドラ・トレナリー/マルセロ・ゴメス


【感想】
照明だけが彩るシンプルな舞台を世界的に知らせているダンサーたちが様々な世界を描きました。表現力も豊かなダンサーばかりのため、シンプルだからこそ、それぞれの個性が際立ったと思います。
ダンサーの中で一番楽しみにしていたのはウリヤーナ・ロパートキナです。立ち姿がスラリとしいて、一つ一つの動作が柔らかく、軸がしっかりしていて、舞台を滑るように踊る様は期待通りで、美しさにうっとりとしました。
それ以外で目を引いたのはマチアス・エイマンです。力強さとキレがあり、見栄えの良い踊りで、見ていて楽しくなりました。
それ以外のダンサーも素晴らしく見ごたえある踊りを披露し、オールスター・ガラに相応しい公演でした。鑑賞日はちょうど最終日にあたる日で、フィナーレの後に紙テープと紙吹雪が舞台上が嵐のように降り注ぎ、すさまじさにびっくり、それだけ思いのつまった素晴らしい舞台だっということですね。