虹色空間から~

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プリンスアイスワールド 2018 東京公演

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【観戦データー】
プリンスアイスワールド 2018  40th Anniversary~ROAD OF THA ICE~
観戦日時:2018年7月13日 19:00開演
座席:南側S席

【感想】
エフゲニー・プルシェンコが出演するということで、見納めかもとの思いでチケットをとったのですが、練習中のケガでキャンセルとなり、たいぶがっかりして足を運びました。早くケガを治して、広島の公演ではぜひ西日本豪雨で甚大な被害を受けた広島の人たちを楽しませてあげてほしいと切に願います。
この公演はプリンスアイスワールドチームがチームでショーを披露するプログラムの中にゲストスケーターの演技が入るという、他のアイスショーとは一味違う構成です。プリンスアイスワールドチームの20名を超えるメンバーが一緒に滑るとリンクが狭ますぎるようで、どこに目をむけていいのか、戸惑いました。アリーナ自体が狭いので、表情や手足の先まで見えて良いのですが、全体を見ようとすることが難しくてもったいない気がしました。
公演の中で一番良かったのは第2部の最初、映画「グレイテスト・ショーマン」の音楽にのせたプログラムです。映画も鑑賞しましたが、音楽そのものに力があり、とても盛り上がりました。安藤美姫のソロパートが上手く入っていて、流れのあるプログラムとなっていて、楽しめました。
ゲストスケーターでは秋にプロの引退を表明した町田樹が異色の存在感を放っていました。プログラムは「ボレロ」。ベジャールのバレエの振付を取り入れながら音楽の盛り上がりとともにスケートを盛り上げていく試みはまるでバレエの舞台を見ているようでした。彼が引退してしまうのは本当に惜しいです。
最後のエンドロールでは現在から過去へ遡って出演者がクレジットされ、歴史の重みと長さを感じられ、40周年に相応しい終わり方で良かったです。